写真や特徴もとに人探しワクワク 高齢者見守りアプリで「かくれんぼ」 京都・久御山

2022年09月28日京都新聞

 認知症の高齢者らの迷子対策アプリを使った「かくれんぼ」が23日、京都府久御山町田井の新晃自動車工業京都南営業所で行われた。親子連れなど62人が参加し、アプリを見ながら敷地内を捜索した。

 同社と同町社会福祉協議会、地元のNPO法人「ひと・まち・ジャンクション」が主催した。社団法人「セーフティネットリンゲージ」(札幌市)が開発したアプリ「みまもりあい」は、いなくなった人の写真や特徴を、指定した範囲内のアプリを持つ人と共有できる。

 参加者はアプリをインストールし、会場内に隠れた3人の捜索対象者を、アプリで共有された特徴をもとに捜した。子どもたちは雨の中、走り回り、対象者を見つけてスタンプをもらった。京都市伏見区から家族4人で訪れた女性(34)は「アプリに(いなくなった人の)呼び名や声かけの方法も書いてあり。分かりやすい」と話した。

 同町社協の松下一恵さんは「役場や事業所など捜索依頼を一元化できる。地域の人にもっとアプリを使ってもらい、近隣自治体にも広まってほしい」と語った。11月19日に同町の久御山団地で同様のイベントが開かれる。