ヤマト運輸、IoT電球活用した見守りサービスをUR賃貸で高齢者向けに提供
2022年08月10日TECH+
ヤマト運輸は8月9日、10月1日から、全国約71万戸(2022年3月末時点)のUR賃貸住宅に住む高齢者向けに、IoT電球を活用した「クロネコ見守りサービス ハローライト訪問プラン」の提供を開始すると発表した。
同サービスでは、UR賃貸住宅の居住者の自宅に同社スタッフがIoT電球「ハローライト」を設置。ハローライトの点灯/消灯の動きが24時間ない場合、事前に指定した通知先(例:親族や知人)と同社ネコサポサービスセンターに異常検知の通知メールが自動配信される。
居住者と連絡が取れない、または、遠方などの理由で訪問できない場合、スタッフが居住者のご自宅に代理訪問する。状況に応じて、地域包括支援センターなどへの通報も行う。料金は月額1,078円で、初期費用および追加費用は不要。
同社は2021年2月からIoT電球「ハローライト」を活用した見守りサービスを全国で提供している。同サービスは高齢の親を持つ家族や不動産関連事業者、自治体などで導入されているほか、一部自治体のふるさと納税返礼品としても利用されているという。