2022年07月20日日経新聞

葬儀会社のつばさ公益社（長野県佐久市）は、高齢者の孤独死を防ぐための見守りサービスを8月1日から始める。利用料金は月660円と警備会社などが提供する見守りサービスより安価に抑え、手軽に導入しやすくした。

通信機能を備えた機器「見守りスイッチ&センサー」を使う。トイレや冷蔵庫の扉などに取り付け、動きを一定時間検知しなかった場合、コールセンターから本人や家族に連絡する。本人が機器のスイッチを押して助けを呼ぶこともできる。緊急の時は1時間以内に現地へ駆けつけて対応するサービス（1回2万800円）も提供する。

機器の価格は6600円でサービスを2年間継続して利用する場合は3300円で購入できる。充電しなくても2年間使えるといい、いざというときに使えないトラブルが起こりにくいという。