2022年06月01日日経新聞

中部電力とインターネットイニシアティブ（IIJ）が出資するネコリコ（東京・千代田）は高齢者を見守る小型の通信端末「まもりこ（第2世代）」の販売を1日から始めたと発表した。

端末のセンサーが冷蔵庫ドアの開け閉めを感知し、一定期間動きがなければ家族のスマートフォンに異変を知らせる。離れて暮らす親族や高齢者を見守りたいというニーズに応える。

端末を冷蔵庫に取り付ければ、センサーが高齢者の使う冷蔵庫ドアの動きを感知する。新機能として、従来の朝・昼に加えて夜の動きも感知して異常を判定できる。冷蔵庫の開け閉め時間の記録も1時間ごとに更新。スマホのアプリからその履歴を確認できる。