2022年02月24日マイナビニュース

パナソニックは2月24日、熱中症警戒機能を備えたデジタルコードレス電話機「VE-GD78」シリーズを発表した。オープン価格で、3月10日に発売する。

大きく見やすい液晶表示のデジタルコードレス電話機。自宅などで高齢者が熱中症にかかる事例が多いということから、リビングや寝室などの生活空間に常に置かれる固定電話に温度・湿度センサーを組み込み、熱中症予防にも一役買う製品とした。

日本生気象学会の「日常生活における熱中症予防指針」（Ver.3.1）では、室温と湿度の組み合わせで「危険」「厳重警戒」「警戒」「注意」の4段階の危険度が定められている。本製品では「危険」「厳重警戒」に当てはまる場合に、アラーム機能でユーザーに熱中症の危険を知らせる。

本人に知らせるだけでなく、離れて暮らす家族にも見守りデバイスとして使える機能を用意。家族の携帯電話などの番号を事前に設定しておけば、熱中症警戒時に自動で電話をかけて知らせる。

このほか、自動録音や警告などの迷惑電話防止機能や、怪しい電話を受けてしまったら終話後すぐにワンプッシュで第三者に相談できる迷惑電話相談機能を備える。

親機の大きさは約171（W）×209（D）×77（H）mm、重さは約660g。コードレス子機の大きさは約49（W）×25（D）×170（H）mm、重さは約140g。連続通話時間は約10時間、待受時間は約150時間。カラーはシャンパンゴールドとパールホワイトの2色で、それぞれ子機1台または2台のセットを用意する。