ソフトバンク、0円から使える「みまもりサービス」 有料版なら異常時に自動電話・自動通知も

2019年12月17日BCNOR

 

 ソフトバンクは12月19日に、スマートフォン(スマホ)や家電の使用の有無から、1人暮らしの高齢者などの安否を離れて暮らす家族が見守ることができる「みまもりサービス」を提供開始する。

 みまもりサービスでは、見守られる側がスマホを操作した場合や、別売の専用IoT製品「みまもり電池」を装着した照明やリモコンといった家電が使用されると、それを見守る側のアプリに伝える。

 みまもり電池はノバルスが開発した単3形乾電池型IoT製品で、単3形乾電池対応製品に通常の乾電池の代わりに装着すると、Bluetooth経由で見守られる側のスマホアプリと連携して、家電の使用状況をシステムへ自動送信する。アプリは「見守る側」の家族、「見守られる側」の家族で色違いとなる。

 スマホやみまもり電池を装着した家電が一定時間使用されない場合は、見守られる側にシステムから自動的に電話が発信され、応答がなかった場合は見守る側のアプリに異常を通知する。この機能はソフトバンクとノバルスの2社共同で特許出願中。アプリの対応OSは、iOS 11.0以降、Android 8以降。

 申し込みは、専用サイト(https://mimamori.mb.softbank.jp/index.html)とワイモバイルショップ(ワイモバイルユーザーのみ)で受け付ける。利用料金は、安否確認電話機能が利用できない「シンプルプラン(見守り人数1名)」なら無料。フルに機能が使える「基本プラン(見守り人数2名)」は有料で、スマホベーシックプラン/スマホプランの契約が必要となり、ワイモバイルユーザーは月額480円、その他は月額980円。