【知ってる?!】高齢者の見守り(4) センサー付きカメラで安全確認
2019年11月27日産経新聞
高齢者の生活をさりげなく見守り、いざというときにはガードマンに駆けつけてもらえるシステムがある。ALSOKが提供するサービス「HOME ALSOK アルボeye(アイ)」。自宅などに設置したセンサー付きカメラで撮影された室内の画像を、外からスマートフォンなどで確認することができるサービスだ。
主に留守中の侵入者感知などの防犯や、子供の帰宅を把握するなどの目的で利用されるものだが、高齢者の見守りとしても活用できる。
3種類ある設置カメラには、いずれも双方向の音声機能があり、高齢の親と離れて住む家族が、親の映像を確認しながら会話することも可能。緊急時にはガードマンに駆けつけるよう依頼(有償)もできる。
カメラには、設置場所の温度を感知する機能も付けられる。室内が一定以上の温度になった場合には家族らにメールで通知されるなど、高齢者の熱中症対策にもいかせる。ほかにも毎日使うトイレのドアに取り付ければ、ドアの開閉通知が送られて、親の無事を確認することができる。また、Webカメラの画像は家族などが指定した人だけが確認できる仕組みのため、プライバシーも守られる。(取材協力 ALSOK)