北陸電力が高齢者見守りサービス
2019年09月30日NHK
北陸電力は、富山市内のIT企業と共同で高齢者の安否を確認するサービスを始めました。
このサービスは、1人暮らしの高齢者が増える中で高齢者の安全確保に貢献しようと北陸電力が富山市内のIT企業、立山システム研究所と共同で9月25日から始めたものです。
サービスは、自宅内に人の動きを感知するセンサー3台と火災報知器1台を設置し、午前4時から午前11時までの間に、一定時間以上動きを感知しなかった場合や、煙や熱を感知した場合に、看護師が常駐するコールセンターに自動的に通報する仕組みです。
通報を受けたコールセンターでは本人や家族に連絡して安否を確認することになっています。
利用できるのは、富山市内で一定の電気料金メニューを契約していることなどが条件で初期料金は1万2000円かかり月額料金は2500円となっています。
北陸電力では、まずは100件限定で初期料金を無料にして取り組みを始め、今後、北陸3県への拡大を検討していくことにしています。
北陸電力地域広報部は、「地域に根ざしたインフラ事業者として地域の安心に貢献していきたい」としています。