セコムと連携した高齢者の見守り&生活支援サービスが登場

2016年2月08日RBB TODAY

 在宅介護サービスを手掛けるやさしい手は5日、高齢者向け見守りサービス「あったか声かけサービスプラス」の提供を開始したと発表した。
 「あったか声かけサービスプラス」は、2014年11月に提供を開始した「あったか声かけサービス」をさらに強化したもので、やさしい手による定期的な声かけ・相談・見守りと、セコムが提供している高齢者見守りサービス「セコム・マイドクタープラス」を連携させたもの。

 在宅生活を送る高齢者の個別ニーズに基づく継続的な声かけ、安否確認、生活相談・支援を行う見守りサービスとなる。サービスの柱となるのは「生活相談サービス」「日常的見守り支援サービス」「福祉サービス利用援助・生活支援サービス」の3つ。

 「生活相談サービス」では、社会福祉士や介護福祉士などの専門職相談員が月1回定期連絡を行ない、悩みや不安を聞いた上で個別援助計画を作成する。

 「日常的見守り支援サービス」は、セコムの救急通報端末を使って、やさしい手コールセンター(8:00~22:00)や、セコムのメディカルサポートセ ンター(24時間)で、日常の悩みや健康の相談ができるサービス。救急通報端末は、ストラップをひっぱるだけでセコムへ通報でき、セコムのスタッフが駆け つけるほか、GPS機能で高齢者の居場所を捜索することも可能だ。

 「福祉サービス利用援助・生活支援サービス」では、通院による受診、在宅医療の利用、各種福祉サービス利用の提案など、定期的な声かけで蓄積したデータから利用者にとって必要なサービスを適切に選択し提案する。

 基本料金は月額3,500円(月1回の声かけ含む)。声かけの回数は1回250円で追加可能。やさしい手相談員の訪問料金は1回1時間5,000円、セ コムの救急時以外の自宅への駆けつけ料金は1回1時間5,000円、自宅以外への駆けつけ料金は1回1時間10,000円(いずれも税別)となっている。