Webカメラで外出先から自宅をチェック、監視・見守りなどに活用
-アットネットホーム、ケーブルインターネットでホームモニタリングサービス開始-
2005年01月12日 ふくしチャンネル
ブロードバンド・インターネットサービスプロバイダーのアットネットホーム株式会社は、提携ケーブル局を通し、インターネットユーザーがWebカメラを使って自宅の様子を外出先から閲覧できる「ダイナミックDNS(ホームモニタリング)」サービスを開始した。カメラを使って自宅をモニタリングするサービスへのニーズは高く、防犯、介護などへの活用が期待されている。
また、以前は高価であった市販のWebカメラも最近は購入しやすい価格になってきたため、Webカメラを使ったサービスの普及が見込まれている。同サービスは、自宅内に設置されたWebカメラの映像を、外出先からインターネットで閲覧できるもの。
Webカメラはユーザーに市販のものを用意してもらい、宅内のモデムやルーターと接続してもらう。外出先からインターネットでユーザーが設定したURLへアクセスし、画像を閲覧できる。カメラのIPアドレスに直接アクセスするための複雑な設定は必要なく、設定URLへのアクセスにおいてはカメラ、外部アクセスの二重の認証機能を介し、セキュリティを強化している。
想定される利用法としては「カメラの動作検知機能により不法侵入等を感知し、異常があった場合メールで通知される。すぐに画像を閲覧し、通報等の対策を講じることができる」「留守中のペットの様子をモニターする」「独居老人宅内に設置し、別宅に住む家族が様子を確認する」「単身赴任宅など、離れて住む家族それぞれの宅内に設置し、テレビ電話として使用する」などがある。税別料金は月額300円。同一料金で最大4台までカメラを接続できる。