高齢者みまもりサービスを開始-エヌ・ティ・ティマーケティングアクト、「ACTOSみまもりeye」-

2004年08月12日 ふくしチャンネル

 株式会社エヌ・ティ・ティマーケティングアクトは、センサーによる高齢者みまもりサービス「ACTOSみまもりeye」を2004年8月17日からサービス開始する。

 ACTOSみまもりeyeは、一人暮らしの高齢者宅の寝室・リビング・玄関等にセンサーを取り付け、自治体や離れて暮らす家族等が、“今週になってから起床時間が遅い”“普段と比べて寝室にいる時間が長い”などの生活状況の変化を、インターネットを経由して知ることができるサービス。

 “夜になっても帰宅しない”、“トイレから出てこない”などの異常事態発生時には、自動的に異常を検知して、あらかじめ登録されている連絡先に知らせる。

 また、コールセンターサービスとして、異常検知時の初期対応や健康相談など、人と人とのふれあいによる24時間サポートを行い、高齢者が安心して暮らせるサービスを提供する。

 システムサービスの基本メニューは、高齢者のセンサー反応状況(生活状況)をパソコン、携帯電話から閲覧できるように表示することが可能な「生活状況表示機能」。センサー反応状況(生活状況)を集計し、定期的に設定されたアドレスへメール送信が可能な「生活状況定期通知機能」。一定時間以上、センサーが無反応等、あらかじめ設定した条件下で異常を検知し、メールにて家族等に通知することが可能な「異常検知送信機能」で、オプションメニューとして、メッセージ送信機の押しボタンを押すだけで高齢者でも簡単に設定した定型文メールを家族等に送信することが可能な「メッセージ送信機能」を用意した。

 コールセンターサービスの基本メニューは、制御装置からの異常検知情報の受付/対応を実施する「異常検知受付」。有資格者が日常的な健康上の相談に対応する「健康相談」。緊急通報システムの一次受付を行い、必要に応じて119番通報等を実施する「緊急通報システム受付」の3つ。オプションメニューとして、定期的に安否確認や健康状態の確認を実施する「安心コール」を用意した。

 今後、同社では、自治体、社会福祉協議会、介護サービス事業者、個人の利用者などに向けた営業活動を展開する。

 現在の自治体での導入予定は、兵庫県篠山市、兵庫県宍粟郡波賀町、兵庫県宍粟郡千種町で、2004年8月中旬から順次「ACTOSみまもりeye」を導入し、高齢者を見守る先進的な仕組みづくりに取り組む。ケアマネジャーや在宅介護支援センター、民生委員なども参画し、日々のアドバイスや生活指導等も効果的に行う等、地域が一体となって高齢者が安心して暮らせるまちづくりを推進する予定。


システム構成イメージ図



「ACTOSみまもりeye」サービス終了をお知らせ
 平成19年9月よりご案内しておりましたとおり、
「ACTOSみまもりeye」サービスは、
平成20年2月29日をもって終了させていただきました。