「孤独な高齢者」を手厚く支援する取り組み…市がモデル事業、亡くなった際には葬儀の手続きなども代行
2026年02月27日読売新聞
鳥取市は、親族がいない独居高齢者らの相談や見守りなどの支援モデル事業を始めた。市が委託するNPO法人が窓口となり、民間サービスを受けることが困難な人らの受け皿を用意。来年度末まで実施予定で、以降の継続も検討する。
市によると、市内の単身高齢者1万5560世帯(昨年3月末時点)のうち、約2000人が身寄りがない(親族などが市内に住んでいない人を含む)という。
支援の対象は、▽頼れる身寄りがいない▽経済的に余裕がない▽契約の締結時に必要な判断能力がある――などの条件を満たした、市内在住の65歳以上。NPO法人「ひとしずく」が医療機関や介護事業者などとの〈つなぎ役〉になる。
相談を受けた同法人のスタッフが、安否確認や買い物支援、通院時の付き添いなどを行う。入院時には準備をサポートし、緊急連絡先に同法人を登録できる。亡くなった際には葬儀の手続きなども代行する。
深沢義彦市長は「安心して相談、対応できる体制を整えたい」と話す。