中国地方 民生委員 定数に7%不足 担い手不足深刻化

2026年01月08日NHK


高齢者の見守りなどを行う民生委員をめぐり、中国地方では、先月の3年に1度の改選で定数に7%不足する状況となったことが分かりました。
担い手不足が深刻化しています。

民生委員は1人暮らしの高齢者の見守りなどに無報酬であたる非常勤の地方公務員で、先月1日に3年に1度の改選を迎えました。

この時点の民生委員の人数について、NHKが中国地方の各県や政令指定都市、それに中核市に取材したところ、改選後は1万6970人となり、世帯数に応じた定数に1282人、率にして7%不足する状況となったことが分かりました。
不足する割合は3年前よりも2.1ポイント増えています。

行政区分ごとでは広島市が最も高く13.2%、次いで鳥取市が10.3%となっています。

また、県ごとにみると広島県が9.7%、鳥取県が8.4%、山口県が6.1%、島根県が5.6%、岡山県が4.3%となっています。

民生委員の問題に詳しい新潟医療福祉大学の青木茂教授は「地域福祉を支える大事な担い手の不足が深刻化している。対策の検討が急務だ」と指摘しています。