AIとWi-F活用し孤独死防止へ 独り暮らしの高齢者見守るサービス
2024年09月16日ABEMA TIMES
敬老の日の16日、AIとWi-Fiの電波を活用して、独り暮らしの高齢者を見守るサービスが本格的に始まりました。
高齢者見守りシステム「ケアセンス」は、Wi-Fiの電波の揺れから検知した呼吸数や睡眠状態などのデータをAIが処理し、対象者を監視します。カメラを設置したり体に電子機器などを装着したりすることなく、独り暮らしの高齢者を24時間見守ります。介護施設などに設置すれば、職員の負担を減らす効果が期待できるということです。
今年上半期の高齢者の孤独死は2万8000人を超えていて、7月以降は猛暑によってさらに増える見通しです。このシステムの開発のきっかけは、身近な人の孤独死でした。
「母親の孤独死を実際に体験して、これはダメだということで世界中を探して今回の開発に至った。海外でも高齢化社会になっているので、今後は海外にもアプローチしていきたい」(セキュアリンク・藤本典志代表取締役)