スマートスピーカーで高齢者を見守り 日本郵便が独自開発のアプリを提供 岐阜・恵那市

2024年04月11日中京テレビ


日本郵便は、岐阜県恵那市でスマートスピーカーを活用した見守りサービスの提供を開始します。

恵那市は、少子高齢化による人口減少が課題となっていることに加え、集中豪雨や豪雪などで交通網の寸断が懸念される地域でもあるため、コミュニティを維持・形成するために、市は飯地町をモデル地区として「スマートスピーカーの活用による安心安全なくらしづくり事業」を実施しています。

この事業において、日本郵便は独自開発した見守りアプリケーションを提供し、利用者の自宅に設置したスマートスピーカーを通じて、食事や服薬状況などの生活状況の確認、家族へ確認結果を通知、災害時に市が伝達する内容の発信などを可能にするということです。

サービス提供開始に際して、4月12日には飯地コミュニティセンターで開始式が行われ、デモンストレーションを披露するということです。

また、今後は介護予防や健康増進などのニーズに応えるため、高齢者向け住宅や不動産管理会社へのサービス提供も予定されています。