「セコムみまもりホン2」登場、自動再起動や電源オフ通知などの便利機能

2024年02月19日ケータイWatch


 セコムは、高齢者など家族の見守りに活用できるサービス「セコムみまもりホン2」の提供を開始した。安否確認ツールとしてのほか、セコムへの救急信号の発報と駆けつけサービスが利用できる。

 月額料金は2750円(加入料1万1000円)、セコム・ホームセキュリティユーザー向けには基本料金が2200円になるなど料金面での優遇などがある。

端末の機能
 サービスでは、KDDIの「mamorino6」をベースとした専用端末を使用する。端末のストラップを引っ張ると、セコムへ救急信号が送信され、必要に応じて緊急対処員の駆けつけや119番通報が行われる。また、あらかじめ預かっている「持病や服用中の薬、家族やかかりつけ医の連絡先」などの情報が端末のディスプレイに表示される。

一定間隔の「操作なし」を通知
 離れて暮らすユーザー向けには、設定した間隔でディスプレイ上に「連絡ください」「元気にしてます」ボタンが表示され、押下されると家族にメールで通知される。通知に対してボタン操作がない場合も、「操作がなかったこと」が通知される。

自動再起動機能など
 また、「いつでも使える状態」を保てるよう、端末は定期的に、またはフリーズ状態などの異常を検知すると、自動で再起動を行う。電池残量が少ない状態や、電源が切られた状態には、家族にメールで通知される。充電が開始されると、自動で電源が入るようになっているほか、携帯回線が圏外になると、画面上に大きく通知が表示されるなど、セコム独自の機能も備わっている。

携帯電話としての機能や看護師の無料電話相談など
 端末は、携帯電話としても利用できる。また、体調や健康について気になった際は、セコムの看護師に24時間いつでも電話相談するサービスも提供されている(無料)。

 基本料金のほか、現場急行料金として1回あたり1万1000円(セコム・ホームセキュリティユーザーの場合、救急時の自宅への駆けつけは無料)、端末の位置情報提供時に電話でのオペレーター対応時に1回あたり220円必要になる。パソコンなどでも位置情報は確認できる(無料)。

 通話料は30秒あたり17.6円、毎月最大27分間の無料通話が備わっている。