「小田急くらしサポート」にてシニア世代が利用しやすい「介護・暮らしのケア」サービス開始

2023年03月16日週刊アスキー

 

 小田急電鉄は3月15日、くらし全般に関わるサービスプラットフォーム「小田急くらしサポート」にて、新サービス「介護・暮らしのケア」をスタートした。

 本サービスは、高齢者の介護や身の回りの世話など、 生活支援が必要なときに最適なヘルパーをマッチングするためのサービスを提供するクラウドケアと提携し、実施されている。

 高齢者や障がいを持つ人、身体の不自由な人(介護認定の有無を問わない)を対象にしたもので、小田急くらしサポートの専用ダイヤルへ電話のうえ、郵送による会員登録完了後に予約・利用が可能となる。

 利用希望日の5日前までに、予約専用ダイヤルから介護スキルなどのノウハウを有するヘルパーの派遣予約をして、1回2時間以上、30分単位で利用できる。食事やトイレなど日常生活に必要な介助から、通院・余暇などの外出付き添い、家族不在時の見守り介護や認知症ケアなどまで、幅広く活用できることが特徴で、本人以外にも家族からの依頼も受け付けているという。

 料金体系は、必要なときだけ2時間9240円から利用できる「スポット」と、隔週もしくは週に1回以上決まった曜日に割引価格で利用できる2つの「定期依頼」の全3種のコースから選択可能だ。

 また、同様の予約方法により、ヘルパーがユーザーに代わり食料品や生活必需品などの買い物を行なうサービス「買い物代行」もスタート。ヘルパーならではの視点で、ユーザーの様子を確認しながら、移動時間を含めた1時間以内での買い物を代行するもので、ヘルパーが両手で持てる範囲であれば、複数店舗にわたって買い物を代行することができる。