子どもや高齢者の外出時に! GPS・緊急通知ボタン付きIoTデバイス発売

2021年09月16日マイナビニュース


オートバックスセブンは9月10日、見守りサービスブランド「WEAR+i(ウェアアイ)」から、子どもや高齢者の外出を見守る、GPS・緊急通知ボタン搭載の IoT デバイス「みる・まもーる」(9,900円)を、オートバックス公式サイトで発売した。

「WEAR+i(ウェアアイ)」は、安心・安全をテーマに、IoT や AI などのデジタル技術を活用したオートバックスセブンの見守りサービスのブランド。

今回発売した「みる・まもーる」は、スマートフォンアプリを登録することにより、端末を持つ子どもや高齢者(見守られる側)などの位置情報を地図上で知ることができる。GPS(衛星測位システム)および、みちびき(準天頂衛星システム)対応で、端末の位置や移動履歴をスマートフォンアプリの地図上で確認可能。移動履歴は約 4 カ月分保存でき、最短 3 分ごとの位置情報を取得できる。

半径 100m~5km のエリアを設定し、エリアの出入りの確認も可能。いつ出発したのか、目的地に無事に着いたのかなどを確認することができる。設定エリアは複数設定でき、エリアへの出入りの都度、通知を設定することも可能。

緊急通知ボタン付き。もしものときや、すぐに来てほしいときに、見守られる側が端末のボタンを押すと、見守る側のスマートフォンへ SOS 通知とともに発信場所を通知する。見守る側はアプリを立ち上げていなくても、アプリプッシュ通知により SOS 通知を確認できる。

過去の移動履歴より行動範囲(履歴)を色と濃淡で可視化。見守られる側のいつもの行動範囲を確認することもできる。

長持ちバッテリーを搭載しており、1回 3 時間の充電で約 4日間充電が不要(1日8時間連続使用の場合)。1日 2~3 時間の利用なら7 日間充電不要で使用できる(通信環境により異なる)。端末の充電が必要になると LED ライトが黄色に点滅して通知。バッテリー残量は、アプリからも確認できる。

本体はコンパクトで、スマートフォンや携帯電話を持っていない人や、モバイル機器に不慣れな人でも簡単に操作できる。ストラップを取り付けることができ、カバンやランドセルなどへの取り付けが可能。また、杖やシルバーカー、自転車などへの装着が可能な専用アタッチメントも近日発売を予定となっている。カラーはホワイト、ブラック。

なお、製品を利用するにあたり、通信利用料として月額550円が別途必要。