AI活用で高齢者見守り 沖縄市などで実証実験へ

2021年08月24日RBCニュース


AI技術など最新のテクノロジーを活用し高齢者を見守る実証実験が沖縄市など県内3市で始まります。

沖縄電力のグループ会社、おきでんCplusCは24日、会見を開き、沖縄市と宜野湾市、そして豊見城市の3市と共同で、Wi−Fiの電波とAI技術を活用し、ひとり暮らしの高齢者を見守る実証実験を始めると発表しました。

「高齢者とそのご家族へ、安心と安全を提供し、各自治体の負担軽減につながるものと確信しております」(おきでんCplusC 仲程拓社長)

寝室などに設置されたWi−Fiセンサーから発信された電波の反射状況をAIが解析し室内の高齢者の活動を把握することができます。

胸の動きを感知し呼吸の有無まで把握できるということで呼吸がないなど異常が感知された場合は離れて暮らす家族や自治体に通知される仕組みです。

この実証実験はことし10月以降、およそ1年間かけて県内3市に住むひとり暮らしの高齢者およそ600人を対象に実施されます。