「水道スマートメーター」で高齢者見守る実証実験

2021年04月26日RBCニュース(沖縄)


水道使用量のデータを自動で収集することが出来るスマートメーターを活用した高齢者見守りの実証実験が、4月から南城市で始められます。

この実証実験は高齢者の孤立を防ぎ、安心して暮らせる街づくりを目指そうと、通信事業者の沖縄通信ネットワークとコンピューターサービスを提供するOCCが南城市で実施するものです。

省電力で遠距離通信が可能な水道スマートメーターの無線通信技術を活用し、水道使用量のデータから長時間の不使用など異変を検知すると、離れて暮らす家族などにメールが送信される仕組みとなっています。

(OCC副本部長・大浜勝彦さん)「このデーターを活用することによって自治体だけではなくて民間企業も利用することで色んなサービスが提供できるような仕組みになっていくと思っていますので、社会を支える仕組みのひとつとして広めていけたらと思っています。

実証実験は南城市の高齢者世帯55世帯を対象に来年3月まで続けられ、将来的には実用化を目指すということです。