ヤマトの高齢者見守りサービス、全国展開へ IoT電球の利用状況で安否確認、月額980円から

2021年02月05日ITmedia NEWS


 ヤマト運輸は2月5日、通信機能を持つLED電球を活用した高齢者見守りサービスの提供地域を全国に拡大すると発表した。照明の利用状況で安否確認する仕組み。利用料金は月額980円(税別)。

 ネット接続できるIoT電球「HelloLight」を活用した見守りサービス。高齢者の自宅に設置した電球が一定時間使われなかった場合、あらかじめ登録した親族や知人、同社のサービスセンターに異常を知らせるメールを自動で送信する。電球にはSIMを搭載し、単体で通信できる。

 親族らと連絡が取れなかった場合は、サービスセンター経由で情報を共有し、ヤマト運輸のスタッフが高齢者の自宅を訪問して安否確認する。応答がない場合やスタッフが異常を感じた場合、地域の高齢者向け相談窓口を通じて、状況を親族らに報告してもらう。

 サービスは全国の個人、法人、自治体を問わず利用可能。専用のWebサイトなどから申込みできる。料金は電球1個あたり月額980円(税別)で、クレジットカードやコンビニ、郵便局で料金を支払う。

 ヤマト運輸は高齢者を見守る側の高齢化や人材不足などが深刻化しているとして、2020年6月から東京都の多摩地域で実証実験を開始。他自治体から導入の要望が多く寄せられたことなどから提供エリアを拡大した。