無料&セキュアな位置情報共有を行えるスマホアプリ「Zood Location」

2021年01月17日Gigazine


位置情報共有アプリは友人との待ち合わせや、子ども・高齢者の安否確認に便利ですが、「アプリから漏洩した位置情報がハッカーや政府に利用されてしまうのでは」という懸念もあります。

「Zood Location」は、第三者によるデータの閲覧を不可能にするエンドツーエンド暗号化を用いた安全性重視の位置情報共有アプリとのことなので、実際に使ってみました。

記事作成時点では、Zood LocationはAndroid版のみが提供されています。まずはGoogle PlayのZood Locationのページにアクセスして、「インストール」をタップするとZood Locationが自動でインストールされます。

インストール完了後、「開く」をタップしてZood Locationを起動。

利用にはアカウントが必要なので、「REGISTER」でアカウントを作成します。

アカウント作成に必須なのは、ユーザー名とパスワードのみ。メールアドレスは必須ではなく任意です。情報を入力後、「REGISTER」をタップするとアカウント作成は完了。

すると使い方の説明がスタートするので、「NEXT」を何度かタップ。

「START」をタップして利用開始。

初回利用時には以下のように位置情報へのアクセス許可を求められます。常に位置情報を共有することで見守りアプリのように使いたい場合は、「設定で許可してください。」をタップします。

すると設定の「位置情報の権限」に移動するので、「常に許可」にチェックを入れます。

Zood Locationに戻ると身体活動データへのアクセス許可を求められます。今回は「許可」を選択しました。これでセットアップは完了。

セットアップ完了後は、地図上に自分の現在地が表示されます。

今回は位置情報の共有を試してみるため、スマートフォン2台で同じようにセットアップしました。

位置情報の共有を行うには、見守られる側のスマートフォンで、見守る側のアカウントをレンド登録します。フレンド登録を行うには、画面左下のフレンド追加アイコンをタップ。

追加したい相手のユーザー名を入力して、「ADD FRIEND」をタップ。

すると、画面下部のフレンドリストに登録したフレンドのアイコンが表示されます。見守る側のZood Locationでアイコンをタップすると……

見守られる側の現在地が表示されるようになります。

現在地を更新したい場合は「REFRESH」をタップすると……

現在地の即時反映が可能。REFRESHは3分間の間隔を開ける必要があるので、「リアルタイムで移動を追跡する」ということはできません。

デフォルトではフレンド登録を行った側の情報がフレンド登録された側に送信される設定になっていますが、後から共有設定を変更することも可能。右下の「Sharing(共有)」がオンの場合には相手に位置情報を送信し、オフの場合には位置情報が送信されなくなります。