家電使用状況で高齢者見守り 札幌の新電力が来月新サービス

2020年12月16日北海道新聞

 

 新電力のヤブシタエネシス(札幌)は来年1月7日、人工知能(AI)を活用した見守りサービスを開始する。離れて暮らす家族の家電の使用状況を分析してスマートフォンに通知するシステムで、単身高齢世帯が増加する道内を中心に全国で提供する。

 新サービスは「そっとねっと」。家庭のブレーカーに設置したAIセンサーが、エアコンやテレビ、洗濯機など最大8種類の家電と連携。いつ、どんな家電を使ったのか確認できるほか、家電を深夜に使用したり、暑い日なのにエアコンを使っていなかったりするなど、普段と違う使い方をした時に家族などにメールで知らせる。