「ガス警報器」で子供・高齢者を見守り、ソフトバンク子会社ら2社
2020年07月20日engadget
新コスモス電機とソフトバンク傘下のエンコアードジャパンは、スマートホームに対応したガス警報器「快適ウォッチSMART」を発表しました。東邦ガスおよび西部ガスを通じて発売します。
「快適ウォッチSMART」は、一般的なガス警報器の機能に加えて「ドアの開閉検知」「熱中症注意」「子供の帰宅通知」機能を備えたガス警報器です。
新コスモス電機製のガス警報器「快適ウォッチSMART」と、エンコアードジャパンの「見守りセンサー」、スマホアプリ「コネクト」を組み合わせ、高齢世帯で一定期間ドアの開閉がなかった際にスマホに通知したり、子供が学校から家に帰宅すると親のスマホに通知が届く機能などを提供します。
5年に1回交換が必要なガス警報器は、年間で交換需要が160万台以上あるといい、ここにスマートホーム機能を組み込むことで、一般家庭におけるスマートホームの早期普及が望めるとのこと。また、ガス警報器は一般的に家の中でも高い中心的な位置にあるため、Wi-FiやBluetoothが繋がりやすいのも魅力的だといいます。
本製品は全国の都市ガス事業者の販路を用いて販売予定。現時点では東邦ガス・西部ガスの採用が決定しており、順次、全国の都市ガス事業者に販路を拡大します。