静岡県、NECのロボット「PaPeRo i」活用した高齢者見守りサービス開始

2020年06月23日マイナビニュース

 

NECは6月23日、静岡県藤枝市へコミュニケーション・ロボット「PaPeRo i(パペロアイ)」を活用した高齢者の見守りなどをサポートするサービス「みまもり パペロ」を提供すると発表した。藤枝市は7月1日から3カ月間の実証実験を行い、10月から希望する市民へサービスを提供する予定。
同サービスは、顔検知機能や音声認識AI技術、さらにクラウドサービスを融合しており、高齢者を見守るだけでなく、ロボットとの会話や家族とのメッセージ・写真などのやりとりを通じて一人暮らしの高齢者の生活をサポートする。現在サービスを利用中の高齢者に最も多く使われているのはロボットとの会話を楽しむ「おしゃべり機能」で、多い人は1日50回以上、平均で1日15回使われているという。