パラマウント、睡眠センサーと連動し映像を遠隔で確認できるカメラシステム

2020年05月08日マイナビニュース

 

パラマウントベットは5月7日、医療・高齢者施設において入居者の見守りや生活状態の把握等の目的で利用されている睡眠計測センサーと連動して入居者の状況を映像で確認・記録できる「眠りSCAN」連動カメラシステム「眠りSCAN eye」を同日より発売した。価格はオープン。

「眠りSCAN」はシート状のセンサーをマットレスの下に敷くだけで、身体に何も装着することなく、ベッド利用者の呼吸数や心拍数、睡眠状態、覚醒、起き上がり、離床動作などを遠隔でリアルタイムに把握できるセンサー。

今回発売された「眠りSCAN eye」は、入居者の映像を遠隔のパソコン端末や携帯端末で確認できるほか、「眠りSCAN」で設定した状態の変化を検知した際の通知にあわせて映像を表示できるシステム。

これにより、緊急対応の必要性の可否などについてより的確な判断が可能になるという。また、1秒〜5秒間隔で静止画を常時連続的に記録し、最大3日分まで保存可能な「常時レコーダー機能」や、室内が暗くなると自動で赤外線撮影に切り替わる機能、目的に応じて保存する映像の画質や解像度を変更できる機能を備えている。