高齢者を見守るLED電球、青森

2020年04月04日共同通信

 

 青森県むつ市とNTTグループ2社が、通信機能の付いたLED電球を1人暮らしの高齢者宅の照明として設置し、離れて暮らす家族や市職員が点灯状況で安否確認できるようにする実証事業を始めた。長時間点灯したままにしているといった状況から異変を察知する。

 NTTコミュニケーションズによると、自治体が通信機能付きの電球を見守りに活用するのは全国で初めてという。

 電球は、同市に住む1人暮らしの高齢者25世帯のトイレや洗面台などに設置。「5時間以上点灯している」などとあらかじめ指定した条件を満たすと家族のスマートフォンなどに通知が届く仕組み。市職員も点灯履歴を確認できる。