電球点灯記録で高齢者見守り NTTコムなど実証実験

2020年02月25日日刊工業新聞

 

青森県むつ市とNTTコミュニケーションズ、NTTレゾナントは、通信SIMを内蔵したLED電球(IoT電球)を用いて高齢者の見守りを行う実証実験を始めた。

むつ市で1人暮らしをする高齢者住宅のトイレに設置したIoT電球の点灯記録をクラウド上に収集・分析し、離れた場所にいる家族や行政職員のスマートフォンなどに通知する。

NTTレゾナントが提供するIoT(モノのインターネット)サービス「gooオブ・シングス」を用いる。5時間連続でIoT電球が点灯しているなど事前に指定した状況になると、アラート通知を送信する。実証実験は6月30日まで実施する。