IoTネットワークを使った安価な高齢者見守りサービスの実証実験を実施しています=大阪府住宅供給公社
2018年12月17日時事通信
大阪府内で賃貸住宅の提供などの事業を行う大阪府住宅供給公社(本社:大阪市中央区、理事長:堤 勇二、以下、公社)は、ITベンチャー企業の株式会社VALUECARE(本社:東京都中野区、代表取締役:井出 清)、情報通信会社の京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区、代表取締役社長:黒瀬 善仁)と、振動センサとIoTネットワーク「Sigfox」(※)を活用した、安価な高齢者見守りサービスの実証実験を2018年8月30日(木)から開始しています。
この実証実験は、高齢者宅(65歳以上)の冷蔵庫ドア等(1日1回は開け閉めを行う場所)に振動を感知するセンサを取り付け、開閉時に送信される信号をコミュニケーションアプリのLINEやメールで通知し、離れて暮らす親族が長時間使用がない等の異変を確認できる仕組みです。
「Sigfox」を使った高齢者の見守りサービスは、装置と5年間の通信料込みで1万円台(予定)という低価格で利用でき、実証実験は全国初となります。
※「Sigfox」…LPWA(低消費電力・長距離通信)規格の1つで、IoTネットワークを低コストで実現するもの。