徳島)見守りシール高齢者を守れ特殊シール→家族に連絡 

2018年10月19日朝日新聞

 徳島市は11月から、新たな高齢者の見守りシステムを始める。QRコード入りの専用シールを衣服などに付けた高齢者が道に迷った場合、保護した人がスマートフォンなどでQRコードを読み取ると、家族に通知が届くという仕組みだ。

 「見守りあんしんシール」は縦2・4センチ、横5センチ。アイロンで衣服に張り付けるものと、かばんなどに貼る蛍光タイプがある。

 保護した人がQRコードを読み取ると、事前に登録した家族に自動で通知が届く。その後、インターネットの専用の伝言板を通じて、保護した場所や本人の健康状態、連絡先などをやりとりできる。システムには注意すべき既往歴や身体的特徴などを事前に登録しておくこともできる。

 市は11月1日から、衣服に付けるシール30枚と蛍光タイプ10枚をセットにして無料で配布する。対象は市内在住の65歳以上の高齢者や認知症と診断された人のうち、外出後に行方が分からなくなるおそれがある人。家族らが申請すれば無料で配布する。シールの発行費用として約80万円を計上している。市高齢福祉課の担当者は「シールの活用の仕方を多くの市民に知ってもらい、見守りの輪を広げてほしい」と話す。

 徳島市によると、市内で65歳以上の要支援、要介護で認知症の症状のある人は約8千人。昨年1年間で一人で外出した高齢者らが道に迷う事案は7件あった。

 シールの問い合わせや配布申請は同課(088・621・5574)。