緊急通報・安否確認にテレビ通話、NDソフトウェア

2018年07月30日日経デジタルヘルス


 NDソフトウェアは、定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス向けソリューション「ほのぼのTV通話システム」を「国際モダンホスピタルショウ2018」(2018年7月11~13日、東京ビッグサイト)に出展した。テレビ電話システムや心拍計などのIoTセンサー、見守り支援システムなどを組み合わせて運用し、在宅患者の緊急通報対応や見守り業務を支援する。

 ほのぼのTV通話システムは、利用者からの緊急通報の際に事業所スタッフとテレビ通話が可能な電話器。オプティムとナカヨの協力を得て開発した。「高齢者は緊急通報や容体相談をする際、スマートフォンなどに向かって話すより、受話器を耳に当てて話す方が、安心感がある」(NDソフトウェア担当者)と開発の意図を説明する。

 利用者宅の端末は、緊急ボタンをタッチ後に受話器を上げると即座に通話できるようにした。高齢者でも複雑な操作を必要としたり、間違い操作を防いだりするためだ。電話器のダイヤルなど不要なボタンはカバーで隠した。

 利用者から緊急通報が入ると、事業者スタッフのTV通話システムが鳴るととともに、見守り支援システムの画面上にも利用者の映像が表示される。見守り支援システムは、スタッフが通話しながら通報内容を記録する機能を持つ他、各利用者のアドレス帳や生活見守りの設定・変更・管理などができる。利用者の基本情報管理や予定実績管理、計画書作成、請求業務を行う介護保険請求ソフト「ほのぼのNEXT」と連携でき、通報内容を日々の記録として取り込むことができる。

 ほのぼのTV通話システムは、2018年秋に発売を予定している。「現在、定期巡回・随時対応型訪問介護看護の整備に向け各自治体が補助金制度を設けているので、それを活用して導入を進めたい」(同担当者)。