東電、セコムと見守りサービスで提携

2018年06月01日日経新聞


 東京電力ホールディングス傘下の小売事業者、東京電力エナジーパートナーは1日、住宅や家族の見守りサービス事業でセコムと連携すると発表した。緊急時にセコムの対処員が駆けつけるサービスなどを検討する。東電の顧客基盤やセコムのセキュリティーのノウハウを生かし、利用者数の拡大につなげる。

 東電とセコムが業務提携に向け基本合意した。東電は住宅内や遠隔地に住む高齢者の様子を電気使用量やセンサーで分析、遠隔地からスマートフォンで確認できるサービスを提供している。検討する提携内容には利用者が住宅不在時に予期せぬドアや窓の開閉があった際に、セコムの対処員に駆けつけを要請できるサービスを盛り込んだ。