高齢者見守り業務を見直し 夫婦死亡受け / 高崎市
2018年05月25日上毛新聞
群馬県高崎市内で今月12日、70代の夫婦が別々の場所で相次いで亡くなったことを受け、市は24日の市議会保健福祉常任委員会で、市内29カ所の高齢者あんしんセンター(地域包括支援センター)に対し、高齢者の暮らしの見守りといった日頃の業務を見直すよう指示したことを明らかにした。
市長寿社会課によると、昨年12月以降、妻(77)に物忘れなどの症状があったことから、状況を把握するためセンターの職員らが20回ほど家族に連絡を取るなどしていた。同課は「夫婦への対応に瑕疵かしはなかったが、他にできることがあるか業務を見直したい」としている。