長野)南牧村、郵便局員による高齢者見守り料負担へ

2018年04月04日朝日新聞

  
 南牧村は5月から、郵便局職員が高齢者を見守る日本郵便の「みまもり訪問サービス」を導入する。契約の締結式が3日、村役場であった。日本郵便によると、自治体との契約は信越支社管内では初めて。

 このサービスは、日本郵便が全国の郵便局網を生かして昨年から始めた。郵便局職員が月1回、高齢者宅を訪問。話し相手をしながら健康状態や生活ぶり、困りごとなどを聞き、離れて住む家族らにメールで伝える。個人からの依頼が多く、自治体が福祉サービスに取り入れるのは全国でも珍しいという。

 同村では、65歳以上の高齢者だけの世帯が344世帯と全体の3分の1近くを占める。民生委員による見守りなど行政だけでは目が行き届かないことから、希望者(施設入居者を除く)にサービスを提供することにした。

 1人月額2500円の利用料は村が負担。当面、20~30人の利用を見込み、今年度予算に100万円を計上した。地元の海ノ口郵便局は、見守り専門の女性職員(65)を置いて対応する。

 式では、大村公之助村長と海ノ口郵便局の有坂良人局長が契約書に調印。大村村長は「閉じこもりがちな高齢者の話し相手になってもらい、遠方の家族に安心してもらえれば」、有坂局長は「職員の来訪を心待ちにするようなサービスを心がけたい」と話した。