「平成レトロ」ブームが加速 2018年風俗流行予測

2018年01月04日東スポWeb

 
 人間の煩悩なんて除夜の鐘で簡単に拭えるわけがない。新たに2018年を迎えたばかりだが、気になる風俗トレンドを早速チェックしたい。風俗情報誌「俺の旅」(ミリオン出版)の生駒明編集長とともに今年の風俗の流行を読み解いていく。

「17年の風俗は『平成レトロ』がテーマでしたね。ボディコンなどのコスプレのリバイバルブームが起こった。19年半ば(4月末)に平成の終わりが決まったことで、平成を懐かしむ機運はさらに高まり、18年も平成リバイバルブームが加速します」(生駒氏)

 風俗におけるコスプレは平成を代表する衣装が流行する。「AKB48のような黒髪の清楚系アイドルコス。ルーズソックスがはやるでしょう」

 さらには、学園系素人専門店が旬を迎えるという。「セーラー服、ブレザー、ブルマー、スクール水着を着た女の子と遊ぶ店。若くても素人なら安く遊べる。昨年末に火災が起きた大宮のソープがまさにそのような店でした」

 年代別では熟女、さらに上の超熟女ジャンルもアツい。まずは熟女が活躍するのが、癒やしのアロママッサージを取り入れた風俗だ。

「疲れている人が多く、癒やされたい願望が強い。各種風俗ではエステ要素を取り入れている。これなら受け身で楽チンでしょ。特に人気があるのは人妻や熟女。昨年大ブレークした女優石田ゆり子のような“奇跡の美熟女”は売り手市場です」

 続けて生駒氏は、「老老介護があるように“老老風俗”がくる。風俗のシルバー化は間違いない」と断言。「75歳や後期高齢者の超熟女デリヘルはすでに存在して、同世代や50歳くらいの男性にニーズがあるようです」。

老人の風俗利用者が増えることでどうなるか。

「女性を呼んで遊ぶのは古い。これからは呼ばなくても女性がやってくる」

 孤独に暮らす高齢者の安否確認を兼ねて、風俗嬢が「おじいちゃん、性サービスはいかがですか」と家を訪れるようになる。田舎で独り暮らしする老いた父親を持つ息子夫婦などがセクシュアルソーシャルワーカーを派遣して、安否確認を行う時代が到来するという。

 サービス面では細分化が見込まれる。ナースコス専門店と巨乳を組み合わせた「巨乳ナースコス専門店」のように、「3P専門店」×「乳首なめ」。「貧乳」×「熟女」など「鉄板ネタと鉄板ネタを組み合わせると、さらに鉄板風俗が生まれる。ニッチな専門店が続々と生まれていく」。

 無視できないのは外国人客の存在だ。20年東京五輪直前とあって客の国際化が進む。最近でも川崎に外国人客専用ソープ「パラダイス」がオープンした。

「日本人客が相手だと身バレが心配だけど、外国人なら問題ない。女性を集めやすい」。外国人VIP専用の高級デリヘルも林立するはずだ。

 そして、今後は“パネマジ(風俗嬢を写真修整で美人に見えるようにするテクニック)”がなくなるかもしれない。

「平成は成長なき時代だった。人々は『成功したい』気持ちよりも『失敗したくない』気持ちのほうが強い。自然と『ハズレを引きたくない。マイナスを避けたい』という行動を取る。冒険しない時代には顔見せありのオープンスタイル指名風俗がはやるでしょう」。嬢が出てくるまでドキドキしながら待つのも風俗の醍醐味だが、風俗の世界にも情報の透明化が待ったなしだ。