セコム・東京ガス、「高齢者見守り」開始
2017年12月12日リフォーム産業新聞
セコム( 東京都渋谷区)は東京ガス(東京都港区)と共同で、高齢者を見守る新サービス「救急サポート」の提供を開始した。
同サービスは東京ガスが提供する「くらし見守りサービス」に、セコムの高齢者向け救急時対応サービス「セコム・マイドクタープラス」をオプションとして追加するもの。緊急対処員による救急時の駆けつけ対応、セコムの看護師による電話健康相談などが利用できる。
東京ガスの「くらし見守りサービス」は、約6万件(2017年9月末現在)の契約実績がある。ガスメーターと通信装置を使用して、ガスの消し忘れの確認や遠隔遮断の依頼、ガスの使用状況を離れて暮らす家族に通知するなどのサービスを提供している。
セコム・コーポレート広報部の金平真一氏は「2社それぞれの強みを生かしたサービスを提供し、日常生活の中で高齢者が抱える不安を解消していきたい」と話している。
契約ユーザーには、携帯電話としても利用できる専用端末を貸し出す。端末の救急ブザー用ストラップを引くと、セコムへ救急通報できる。
かかりつけ医などの情報もセコムが預かり、119番通報時は、救急隊員などの求めに応じて情報を提供する。また救急時以外にも、24時間365日、専用端末によりセコムの看護師に健康相談ができる。
サービス提供エリアは、東京ガス管轄の1都6県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)。