電力センサーと人感センサーで遠隔見守り——高齢者向け安否確認システム「life-watch」
2017年11月07日fabcross
一人住まいの高齢者向け安否確認システム「life-watch」がMakuakeに登場した。
life-watchは、電力センサーと検知距離5mの人感センサーが内蔵されたゲートウェイを一人住まいの高齢者宅に設置して、室内の人の動きと電力センサーに接続されたテレビなどの消費電力から安否確認を行うシステムだ。
センサーによる測定は10分間隔で行い、リアルタイムでクラウド上のサーバに送信しデータを保存する。スマホ、タブレット、PCから連動したWebサイトにアクセスすると、遠隔地から高齢者の生活状況を確認することができる。
最新の状況と1日分の状況、1時間の測定データの平均値をヒートマップ形式で色に対応させて表示した過去20日間の履歴、設定画面から閾値や時間の設定を行い異常検知した時のメール通知などのサービスが利用出来る。
設定は、機器を設置してコンセントを繋ぎ、スマホ、タブレット、PCからWebサイトにアクセスして、添付されている説明書に書いているアカウントでログイン後、クレジット決済を行うだけなので、工事やインターネット回線は不要だ。
電力センサーのサイズは94×53×37mm、人感センサーが内蔵されてクラウド接続に使うゲートウェイのサイズは35×140×110mm。どちらの電源もAC100Vで、通信方式はBluetoothを使用している。
Makuakeでは、定価1万6800円の電力センサー+ゲートウェイの製品1セットが約40%引きの1万円で購入できるコースなどがある。なお、life-watchを使用するには、別途月額サービス料980円(いずれも税込)が必要で、商品発送は2018年2月中の予定となっている。