サンワサプライ、遠隔操作できるネットワークカメラロボ「アボットライリー」
2017年06月21日ITpro
サンワサプライは2017年6月21日、スマートフォンやタブレットを使って外出先から遠隔操作できるネットワークカメラロボット「アボットライリー」(型番:RB-RILEY)を同日発売したと発表した。離れた場所にいるペットや子ども、高齢者の見守りや防犯対策などを想定した。価格はオープン、予想実勢価格(税別)は3万1800円前後。
キャタピラー移動式の遠隔操縦ロボット。スマートフォン専用アプリを用いて前後移動、左右回転、カメラの上下角(120度)調整が可能で、死角が少なく広範囲を確認できる。キャタピラーは滑りにくいゴム製ベルトで、カーペットや雑誌の上、凹凸のある床の上、坂道なども走破できる。転んでも、ボタンひとつで自力で起き上がれる(縦方向のみ)。
CMOSセンサーを採用し、解像度は720ピクセル(1280×720ドット)。視野角は70度。赤外線LEDを備え、暗所での撮影も可能。マイクとスピーカーを搭載し、双方向での音声通話にも対応する。モーション感知設定により、動きを検知すると動画を自動録画してアプリに通知する。アプリの対応OSは、iOS8.0以上、Android 4.3以上。
無線方式は2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/n。内蔵バッテリーで約2時間の連続動作が可能。残量が少なくなったら、充電台の1m以内に移動させてボタンを押すだけで、自動的に充電台に移動して充電する。交換用キャタピラーベルトが2セット付属する。本体寸法は幅120×奥行き102×高さ100mm、重さは約290g(本体のみ)。