フリービット、クラウド型見守りサービスのOEM提供先を募集開始

2017年04月18日ITpro

 
 フリービットは2017年4月18日、個人利用から法人利用まで幅広い用途に対応するクラウド型見守りサービス「五感箱 ~SensorCube~」を発表した。同日から、同サービスのOEM提供および販売パートナーを募集開始した。フリービットは、同サービスのパートナー企業への提供を通じて、Health TechおよびIoTを市場におけるシェア拡大とサービス拡充を目指す。

 高齢者や子供、ペットの見守りや、留守中や夜間の住宅の防犯対策といった個人利用から、店舗や社内管理などの法人利用まで、幅広い用途で利用できるクラウド型見守りサービス。専用の見守り端末「SensorCube」は、3メガピクセルカメラによる静止画・動画の録画に加えて、温度・湿度・照度などの多機能センサーで多角的にデータを測定し、プライバシーに配慮しながら対象者の状況を把握できる。

 ユーザー側は、専用アプリを用いることで、SensorCubeの録画映像を視聴したり、多機能センサーが収集したデータをダッシュボードで閲覧したりできる。また、イベント通知機能によって、温度・湿度が設定値を超えたり、カメラが動きを検出した際に静止画を撮影してプッシュ機能でメールまたはアプリに通知する。専用アプリの対応OSはiOS 8.0以降。Android対応アプリも順次提供する予定。

 OEM提供により、販売パートナーとなる事業者は、ITシステム構築の知識がなくても、自社サービスとして見守りサービスを提供できる。また、IoTプラットフォームと連携させた独自サービスの構築など自由度の高いサービス設計が可能になる。販売に必要な商品説明サイト(ランディングページ)や顧客管理画面などのサポートツールも充実させた。