ペッパー 機能拡充 家電操作や高齢者見守り

2017年02月08日毎日新聞

 
 ソフトバンクロボティクスは7日、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」について、家電の操作や高齢者らの見守りといった機能を拡充するアプリを3月から提供すると発表した。

 家電操作のアプリは、別売りの専用機器が必要。ペッパーに「テレビをつけて」「電気を消して」などと話し掛けるだけで、リモコン代わりに操作できるようになる。

 見守りアプリは、ペッパーの頭部に搭載したカメラを活用。スマートフォンを使って室内の様子を見たり、遠隔操作でペッパーを動かしたり、話をさせたりできる。

 また、今月8日にはパソコンでペッパーに新たなせりふや動きを覚えさせるためのサイトを開設する。ペッパーの本体価格は21万3840円。アプリ利用や修理などの保証を受ける費用を加えると、当初3年間で約117万円かかる。