九電、高齢者見守り実験 福岡市などと

2017年05月31日日経新聞

 
 九州電力は31日、高齢者の見守り社会実験を始めると発表した。福岡市と福岡市社会福祉協議会と連携する。独居高齢者の自宅の電力使用量の変化を把握し、異常があれば見守りをする地域の住民らに知らせる。高齢者や見守る側の負担軽減につながるかを確かめる。

 高齢者の自宅の電力使用量から異常を親族にメールで知らせるサービス「みまもりサポート」のシステムを使う。福岡市城南区別府校区に住む約30人の独居高齢者を対象に実施する。見守るのは同校区の社会福祉協議会の約50人。期間は6月1日から11月30日まで。システムの利用料は九電が負担する。

 電力使用量の変化が通常と異なるかを検知するため、高齢者が監視されているという心理的な負担が小さいかどうかを確認する。また、見守る側も異常があった時だけ確認できるようになることで、常に気にかけなくてはいけないという負担感が減るかを確認する。