2017年05月08日認知症ねっと

　
セコム株式会社は、高齢の親御さんを見守る「セコム親御さん安心パッケージ」を4月から販売。このサービスは、高齢の親を介護・看護する従業員が抱える不安や困り事を解決するための福利厚生サービスとして企業・団体を中心に利用するものです。

社会の高齢化、高齢認知症患者の増加は、親の介護・看護に悩みを抱えながら仕事に従事する労働人口を増加させており、いわゆる介護離職は年間10万人を超えています（平成24年「就業構造基本調査」）。また、自宅に押しかける振り込め詐欺、熱中症、認知症による事故や徘徊など、高齢者を取り巻く社会的不安も増加しています。

「セコム親御さん安心パッケージ」は、企業や団体が福利厚生として導入することにより、こういった課題を解決しようとするものです。セコムでは、2014年に海外赴任者向けに日本に残る親御さんを見守るサービスを提供していたところ、企業・団体から国内勤務者にも同様のサービスを提供したいという需要を受けて、本サービスの提供となりました。

このサービスは、セキュリティ・防災・メディカル・保険などセコムグループの各事業で提供するサービスをパッケージ化したもので、「セコム・ホームセキュリティ」、「セコム高齢者見守りサービス」、「訪問看護／介護サービス」、「生活支援サービス」など、ニーズにあった最適なサービスが選択できます。

企業や団体で、従業員向けの福利厚生メニューとして利用し、セコムが総合窓口となってサービスを提供します。