消費電力で高齢者の安否確認ができる「見守りコンセント WiFi-Plug」発売
2016年7月27日新建ハウジング
パワーエレック(名古屋市東区)は7月27日、IoT製品「見守りコンセントWiFi-Plug」の販売を開始する。独居老人宅の家電を同コンセントに差し込むだけで家電の消費電力を24時間連続監視し、最先端の高機能クラウドサーバーでデータを解析して、不自然な電力使用パターン(長時間ON/OFFなど)を検知した場合、ただちに親族へプッシュ通知とメールで知らせるもの。高齢者のプライバシーを守りながら、より確実な安否確認を実現する。
同製品は家電の消費電力を正確に測定できるため、見守り対象の家電(TV、エアコン、ポットなど)に応じた自動設定や、任意による自由な設定が可能。また、過去2年間の使用電力をクラウドサーバーへ保存することで、生活パターンの分析やデータ解析などの多様化が行える。
電気火災や家電事故などの重大な事故につながる大電力(122w/h)を連続使用した場合には、プッシュ通知とメールで親族へ知らせ、外出先からスマホアプリで家電を遠隔OFFすることができる。見守り通知メールの受信は最大6件まで追加可能。さらに、無線中継機能を内蔵しているため、Webカメラや人感センサー、スマートロックなど、他のデバイスにも繋がり、シニアサービスを多様化する。
専用端末や工事は一切不要。WPS対応の無線ルーターがあれば、すぐ利用できる。本体価格は、発売記念の期間限定8880円(税別)。サービス利用料は月額360円となっている。