見守りロボット「BOCCO」、話しかけた声を文字にしてアプリへ送信可能に

2016年5月26日マイナビニュース


 ユカイ工学は5月25日、同社のコミュニケーションロボット「BOCCO」に音声認識機能が追加され、話しかけられた声を"文字"に起こし、声と一緒に専用アプリへ送る新機能「こえ文字メール」を搭載したと発表した。同機能に対応したiOS向けアプリは無料でダウンロードできる。

「BOCCO」は、スマートフォンのアプリと連動し、外出先から家にいる家族と気軽にメッセージをやりとりできたり、自宅の玄関ドアの開閉をセンサーが感知してアプリに通知したりする機能を備えた見守りロボット。スマートフォンから音声メッセージを受け取って再生できるほか、メール読み上げ機能を備えているため、文字が読めない子供やスマートフォンの操作に慣れない高齢者ともコミュニケーションを図ることが可能となっている。

 今回、新たに搭載された「こえ文字メール」は、音声認識機能によって話しかけられた声を解析し、文字に起こして声と一緒に送ってくれるという機能。過去に送られてきた声のメッセージを振り返る際に内容がひと目でわかるため、ひとつずつ再生して確認する手間が省けるようになった。

 なお、BOCCOの価格は3万1320円。DMM.make ROBOTSAmazon、 二子玉川 蔦屋家電、渋谷ロフト、イオンスタイル幕張新都心などで購入することができる。