朝日新聞販売店と連携したタブレット利用の見守りサービス

2016年5月23日RBBTODAY


 CEホールディングス(CEHD)で電子カルテシステムの開発・販売を行うシーエスアイ(CSI)は20日、朝日サービスの地域密着見守り・生活サポートサービス「ふれあい」に、高齢者向け安否連絡システム「安タッチ」を提供することを発表した。

 「安タッチ」はタブレット端末のアプリ画面に表示されている「おはよう」「ただいま」などのボタンをタッチすると、家族などに安否確認のメールを送信するサービス。「位置情報」ボタンで現在地の情報を伝えたり、災害時には身体の状況や「帰宅」「待機」「救助」などの行動予定を送信することも可能だ。

 「ふれあい」自体は単身高齢者や夫婦のみの世帯を対象に、CSIと朝日サービスが共同で開発し20日から販売を開始している見守りサービスで、「安タッチ」による安否連絡機能のほか、24時間365日電話で健康相談ができる「電話健康相談」、インターネットを利用せず電話で米・水・旬の食材などを簡単に注文できる「お買物情報」などのサービスがある。

 「家族相談」をタッチすると、使用者が事前に設定した任意の相手に「連絡がほしい」旨のメールが発信される。また使用者の操作状況をサポートセンターで管理し、3日間の使用・連絡がない場合、朝日新聞の販売店が安否を確認するとともに、使用者の家族等に連絡を行う。

 月額利用料は税別で2,880円。朝日サービスは、まず札幌市西区の朝日新聞販売店からサービスの取り扱いを開始し、北海道内、及び全国へと取扱販売店を順次増やしていく予定だ。