ペンでシートに記入するだけの高齢者見守りサービス、Makuakeで資金調達中
2015年12月09日fabcross
ペンでチェックシートに記入するだけで、あらかじめ登録したアドレス宛にお知らせが届き、健康状態がチェックできる見守りサービス「絆Ver2.0 for みまもり」がMakuakeで資金募集している。
同システムは、遠隔地に住む高齢者等が、専用のチェックシートにペンでチェックしていくだけで、あらかじめ登録されたアドレス宛にお知らせが届き、健康状態が確認できるというもの。
離れて暮らす家族や掛かりつけの医師、介護士などがこのお知らせを確認し、専用サイトにアクセスしてチェックすれば、遠隔地から利用者の健康状態を把握できるという仕組みだ。
携帯電話やスマートフォンなどを使わないので、高齢者でも使用時の負担が少ないのが特長だ。専用のデジタルペンは、ペン先が普通のボールペンとなっているため、記入する際の違和感も少なくなっている。
チェックシートには、だるさや痛みがないか、転んだりしていないかなどの健康状態に加えて、電話や訪問者の有無などもチェックできる。さらに、手書き文字で簡単なメッセージの送信も可能とのこと。
通信はインターネット回線を使用した有線または無線LANを利用する。インターネット環境がない場合でも、アナログの電話回線があれば、プロバイダ契約不要で利用できるとしている。
利用には、月額利用料900円(税別)が必要となる。