「見守りサービス」を電話で 語らいでがん患者や家族の「心のケア」

2015年11月19日版タウンニュース相模原・東京多摩


 母親たちの再就職、起業、キャリア支援や人材活用、リサーチ業務などを行い、全国で10万人の会員を持つ「(株)キャリア・マム」(落合、堤香苗代表取締役)。同社では、昨年度から地域密着型見守りコミュニケーションサービス「みーてる」の事業展開を視野に、現在取り組みを進めている。

 この「みーてる」は、超高齢化時代を迎え、高齢者の孤立防止対策として、単身高齢者等の自宅へ定期的に電話コールを行うことによって安否・健康状態の確認等を行うサービス。見守りだけでなく、電話をする側としてのシニア層の新規雇用にもつなげることも狙いとしている。

 同社は、まだ準備期間としながらも「一定のニーズはある。見守りと、高齢者や主婦の方たちの雇用の面でのモデルケースとなれば。こうして地域の方々が仕事をできる機会が増えることで、市の活性化につながれば」と話している。

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 がん患者やその家族が定期的に集まり、病気やこれからのこと、家族や日常生活の話などを語り合う。そうした語らいの場となっているのが「多摩がん哲学外来カフェ」(大木貞嗣代表)だ。

 恵泉多摩がん哲学外来カフェ、恵泉女学園大学の共催で2011年から毎月第2土曜日、パルテノン多摩の近くにある市立グリーンライブセンターで開催している。

 スタッフは全員ボランティア。医学的アドバイスを行うのではなく、がん患者やその家族が病院にかかる以前の段階での「心のケア」を第一に、対話をする場所として、毎回多くの人たちが参加している。「今後の計画は決まっていない。時代の流れとともにやっていくだけ。これまでも良い雰囲気の中でやっている。『話すことで悩みがすっきりした』という方もいる。このまま続けていきたい」と大木代表は話す。