TOTO マイクロ波センサー展開強化 トイレ節水などに訴求

2015年9月25日化学工業日報

 TOTOは、自社開発のマイクロ波センサーの市場開拓を強化する。

 陶器などを透過し人体や水の存在を正確に測ることが可能なセンサーを活用。主用途の公衆向け衛生陶器では男性用高級機種への搭載を推し進め、意匠性の高さや尿量検知による1割以上の節水効果を訴求して衛生陶器の販売拡大に結び付ける。

 これに加え、人体計測や高齢者の見守りセンサーなど社外への販売も検討しており、既存用途、新規用途の両面で普及を図る。