人工知能技術活用した企業向け音声対話を発売へ アドバンスト・メディア
2015年9月12日SankeiBiz
音声認識ベンチャーのアドバンスト・メディア(東京都豊島区)は10月1日に、人工知能技術を活用した次世代型音声対話システム「アミエージェント」を企業向けに発売する。
スマートフォン画面に「バーチャルオペレーター」と呼ばれるアニメキャラクターが登場。利用者からの問い合わせに答えたり、商品を紹介したりする。またパソコンやデジタル家電、介護用ロボットなどにも導入できる。今後3年間で30社への導入を目指す。
初期費用は200万円からで、月額利用料は業務の用途や規模に応じて異なる。
バーチャルオペレーターは、利用者からよくある質問に答えるほか、苦情や相談などは人間のオペレーターへと転送する。企業にとって人件費などを大幅削減できるなどのメリットがある。
訪日外国人観光客の利用も見込み、外国語にも順次対応する予定だ。
システムを介護用ロボットに導入すれば、独居高齢者の話し相手や見守り役としても役立つという。