千葉)「孤立死不安」県調査の55%
2015年1月28日朝日新聞
県は27日、高齢者の孤立化防止運動などに関するインターネットアンケートの結果を発表した。回答者の55.2%が孤立死への不安を感じていた。県が進める高齢者の孤立化防止運動「ちばSSKプロジェクト」について「名称も内容も知っている」と答えたのは6.5%だった。
調査対象は県民参加メールマガジンに登録している協力員1592人。昨年11月下旬から12月上旬にネットを通じて調査した。回答率は11.6%。
孤立死(孤独死)への不安をたずねたところ、「大変不安がある」(43.6%)、「不安がある」(11.6%)で半数以上を占めた。「まったく不安がない」は34.8%、「あまり不安がない」は10.0%だった。
孤立させないために行政が取り組むべきことでは、地域住民、事業者などの連携による「見守りネットワークの構築」が71.2%。次いで、配食サービスや緊急通報装置などによる「安否確認の実施」が56.5%だった。結果は県政推進の基礎資料にする。